みーくん diary memo

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スマートフォンの音声入力orキーボード入力どっちが早いか?

なんてこった!

 

対決調査が発表されました。

スマートフォンは、スクリーン上に表示されたキーボードをタップして文字を入力するキーボード入力と、音声を使って文字を入力する音声入力という文字入力方式の2種類になっています。スマートフォンの文字入力について、スタンフォード大学の研究チームが音声入力とキーボード入力のどちらが速いのか調査を行い、その結果を公開しています。

 

「頭がきれる人はやることが違いますね・・・」

 

↓動画ですが字幕や吹き替えがないですのでなんとな~くで↓

Stanford experiment shows speech recognition writes texts more quickly than thumbs - YouTube


 

調査を率いたのはスタンフォード大学コンピューターサイエンス学部のジェームズ・ランディ教授です。チームはユーザーが文字入力を行う際に行動データを記録するアプリを開発し、入力ごとにタイムスタンプを発行して入力速度やエラーレートを調査。調査対象になったのは英語と中国語(北京語)で、音声入力にはBaiduのDeep Speech 2を、キーボード入力にはAppleiOSの純正キーボードを使用。入力に使われたのは「buckle up for safety(安全のためにシートベルトを着用)」といったシンプルな文章で、調査を通して3200件以上のサンプルデータを分析したそうです。

 

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下のグラフですが左から「英語キーボード入力」「英語音声入力」「英語イニシャル音声入力(例文をシステムに読み込ませてから音声で入力)」「中国語キーボード入力」「中国語音声入力」「中国語イニシャル音声入力」になっています。調査から英語音声入力は英語キーボード入力よりも約3倍、中国語音声入力はキーボード入力よりも約2.8倍速いことが判明。グラフを見てもその差は一目瞭然です。

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いくら音声入力の入力速度が速くでも正確性がないと、入力システムとしては不便です。この点、以下のエラーが発生する確率を表した以下のグラフを見ると、音声とキーボード入力は英語ではほとんど差はないものの、中国語だと音声とキーボード入力のエラーレートに大きな差があることがわかります。調査によれば、英語のエラーレートは音声入力の方がキーボード入力よりも20%低く、中国語は約60%低いことがわかっています。

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3倍もの差があるとは驚くべき結果です。

音声入力、捨てたもんじゃないですね。

使用頻度を上げようと思わせられる内容でした。